とりあえず一番面白そうな試合を。


○CLE40-BAL25●

第1Qのロングドライブ(8:31)によるTDがあったものの、その後がパント,INTと続き、割と第3Qの17-10まではどっちに転んでもおかしくない展開だったんですが、CLEのTDドライブ後のファンブルで一気に流れが変わりました。

直後のドライブをTDまで繋げたのも大きくて、この時点でかなり優勢には立っていたわけですが直後TDからの2ptを決められまた微妙なところでRBチャブの独走TD。完全に勝負ありでした。

CLEのオフェンスから振り返るとこれまで多用してきたOBJのパスが(プレイコールもあったとは思いますが)CBハンフリーのハードカバー等で中々通らず。

しかしまあCLEにはWRランドリーがいる訳で、この日のランドリーは最終的に8Rec,167yard。

TEリッキーシールズジョーンズへのパスも要所で効果的に決まりパッシングオフェンスが機能していました。

しかしまあこの試合のオフェンスのベストプレーヤーはどう考えてもRBニック・チャブです。

20CAR,165YDs,3TD。おまけに試合を決める88YDsTDラン。

序盤微妙に距離が出ませんでしたがタックラーを3人(4人?)ブレイクしてTDを決めるなど独走TD以外でも終始活躍。やっぱこいつに持たせとけばよかったんや……!

そしてディフェンス。

全体的には積極的にSを上げてQBジャクソンにプレッシャーをかけていました。というかあんだけプレッシャーかかってて捕まえられずにパス通ったらしゃーないやろ。

というところでこの試合のジャクソンのパス精度がよくなかったこともあり、作戦自体は25失点ながらハマったと言えるでしょう。

DBホワイトヘッドが終盤いい所で目立ったので印象が残ってしまいますが、選手単位で言えば完全にLBジョー・ショバートのおかげです。

17TKL!(内Soloが9),1Sack,2TFL,1QBHit。

ランパスあらゆる場面で顔を出し、TFLは決めるしとどめのQBSackは決めるし。

タックル数4位Tと今季の成績なら順当にプロボウルに選出されそうな勢いです。こんないい選手だったのか。

その他、ギャレットの逆サイド、バーノンにもサックが出ましたし、DL人に軒並みTFLが出るなどディフェンスは好調です。(week1は完全にペナルティのせいです)

全体でいえば第3WRが怪我人もあり現状やや頼りない、DB陣が復帰しきれていない等やや不安な面はありますが同地区ライバル対決、しかも好調BALを制したのは非常に大きいです。

爆発的に勝ったのもあり、このまま勢いに乗れれば終盤まで……!と後から見たらここがターニングポイントだった、となってくれると嬉しい限りです。

一転BALはQBジャクソンのパス精度がまた下がってきているように感じます。

BALはそのオフェンスシステム上、絶対にTOをしてはいけないチームなのですが、最終的には2INT、1Fum(Lost)です。

正直INT自体は大勢が決した後の無理な部分もあったのでそこまでではないのですが、ファンブルロストがあまりにも大きかった。

ジャクソンのQBランも含めたハイパーランオフェンスを展開するのであれば、ファンブルロストは絶対に避けなければなりません。

終盤に大差がついたせいもありますが、パッシングオフェンスで勝てない以上、トータルのラッシングヤードで負けているようでは少し厳しい面もあります。

本質的には点の取り合いで勝つチームではないと思いますのでまあ今回は展開が厳しかったかなと。

……しかしまあジャクソンは捕まらないですね。RBでもあそこまで躱せないですよ。

あとごくごく私的に。



FSアール・トーマスってやっぱいい選手だったんだなあ(SEA並感)


なんとか4試合見れました。

月曜休みが終わるのでいよいよweek4からは分かりません。


○LAR20-CLE13●

私のブラウンズに対する知識というのは非常に浅はかなものながらも、昨季に比べて#Oはほぼほぼ良化するであろうと思っていたわけですよ。

崩れるならDB陣、それも主力の抜けたSかCBの怪我とかで、なんて考えていたんですよね。

まさにこの試合はそんな不安が当たりそうな感じでCBウォードにウィリアムズ、Sランドールと当初のスターターを欠いた状態で始まったので正直当初の不安は完全に#Dだった訳ですが。

3TO(2INT,1FumRec)で20点ですよ。前半はしかも3点。更に2INTはいずれも後半の勝負所。

RBガーリーはその爆発力を発揮出来ていなかったですし、強固なOL陣に対してはDB陣を含めたプレッシャーがかなり効いていたように思います。

細かく見ると問題もあった訳ですが主力DBの抜けたディフェンス陣でLARオフェンスを20点、しかも勝負所でINT!更にINT!

少なくとも#Dは勝てる展開を作っていた訳です。しかも複数回。

なので非常に目立ちましたね。

#O陣に関しては前評判を荒く説明すると、RGザイトラーが抜けた不安はあるもののOBJ加入はやはりそれ以上の価値があるだろうし、あのキッチンズがHCでプレイコールもするからHCキッチンズ-QBメイフィールドのホットラインがCLEの歴史を作るんや!

と、やや誇張もありますがそんなだった訳です。

この試合に勝てなかったというのはやはりHCキッチンズ-QBメイフィールドのホットラインの機能不全なんだと思うんですよね。

昨季後半のOLはちょっと異常な硬さ(QBHit数とか被Sack数が異常な数値を叩きだしていたようなtweetがあったり。week9-15でQBHits7ってマジ?)
だったのであれを維持するのはまあ厳しいだろうと思いつつweek1のような大崩壊はなかったのでまあまあ。

OBJは当初の期待通りでしたし、持たせたら走るであろうと思われていたRBチャブはやはり走るどころか一人である程度ゲームメイク出来てしまう割とスペシャルなRBであることがはっきりしました。

となるとプレーコールとメイフィールドのプレイが目立ってしまう訳なんですよ。

キッチンズはHC、メイフィールドはオーディブル権と仕事が増えました。

それが原因?と言われると正直分からないんですが、当初の期待値を大きく下回ってるのってここしかないし短絡的にはこれしか思いつくものがないんですよね。


メイフィールドが異常なパスプロに下支えされたただの凡庸なQBとはとても思えませんし、あの状況下でHCとなったキッチンズがこれも凡庸なコーチだとも思えません。

良くも悪くもweek3です。いずれはっきりしますが良くない方向にはっきりしてほしくはないなあ……と。

※なおLARディフェンスはDTドナルドがいつも通りワープしたりマシューズが父親の激励を受けて大活躍したりとLARディフェンスがてんでダメなのにCLEオフェンスがそれ以上にダメという状況ではなかったことを補足します。接戦で勝敗を分けたのがこの部分であったと思う、というだけです。



●BAL28-KC33○

スタッツを見れば完全にオフェンシブゲームなんですがQBHit等が少ないかというとそうでもないし、4thギャンブルを失敗させたりと何も出来ていない印象ではなかったです。要所でオフェンスが勝っていた傾向なのは確かですがそもそも両QBがまずヤベえって感じです。あれで捕まんなかったらどうしようもねえだろうという。

勝敗を分けたのはまあ第2Qの23点なんですけど、あれは完全にKCオフェンスの怖さが出たというか。

一瞬でTD取られた次のドライブでまたもや一瞬でTD取られた!

第2QだけでTD→TD→TD→FGですよ。ロングパス2発目なんかはリアルに「ええ……」ですよ。あんなん(止めるの)無理やろと。アメフトってあんな簡単に点取れるんですか……?

ハイライトが14分半と凄い長さになってますが見てる最中でもこの試合スーパープレイしかないな?と思って見てたのでこの長さは適正です。

ハイライトだけでこんなに楽しい試合もないと思うので是非ハイライトだけでもご視聴をオススメします。

TEが跳んでタックルを躱したり、ストレッチ→ジューク→スピンで3人躱してTDを奪うQBが見れたりします。どっちもBALですがそれでもKCに勝てなかった訳ですよ、ええ。



○NO33-SEA27●

スコアこそ見映えがしますが一転こっちは酷い試合でした。

一言でいえばSEAが自滅して終盤のガベージタイムに点取って終了。

20点とったのは流石とは思いましたが勝てる所まではいけないのがありありと分かりましたので正直見てて面白くはなかったです。

SEAというのは一見淡白にも見えるくらい(序盤は特に)ラン主体のオフェンスです。

RBマショーン・リンチという絶対的存在が抜けてからは複数のRBを使いながらなんとかオフェンスを構築していたのですが、昨季やっと1000yard+を記録したRBクリス・カーソンが本格化したと思われた訳です。

何が言いたいかというとNFLトップクラスにラン主体のSEAオフェンスであんなポロポロしてたら絶対に勝てないんですよ。Aveが3yardよりもファンブルが絶対にダメな訳です。

少なくともこの試合ではカーソンが使い物にならないと分かった後で(大勢は決したのですが)何が起こったかというと、ウィルソンが走って投げて八面六臂となった訳ですね。

ここぞの場面でウィルソンオフェンスというのは全く悪いことではないのですが、それまでの展開を作るランまでウィルソンに任せるとそれはもうキツイ訳です。

ここ近年の課題であったOLに関しては特にランブロック面でだいぶん改善されて来ている中でこれですからね。

正直、個人的なカーソンへの期待値はそんなに高くなかったとは言いつつも、絶対的なRBが一人いたらなあ……と、また戻ってしまった気がした試合でした。



○CHI31-WAS15●

前半が終わった時点でまあCHIが勝つよねって展開でしたね。NO-SEAとは違ってCHIディフェンスに成す術がないって感じでしたが。

QBキーナムというのは割と絶妙な能力のイメージで、一定以上のディフェンスにはINTを連発するけど一定以下のディフェンスには圧倒的成績を残すというスターターQBを目指す新人の壁でありディフェンスレベル測定器というNFLに数人いるかいないかの絶妙な立ち位置なんですよ。(※イメージです)

しかしまあ皆さんお分かりの通りCHIディフェンスは凄く強いのでもうどうしようもなかった訳ですね。ラッシュの弱まった後半に得点こそしましたが勝てそうな雰囲気はなかったです。

翻ってQBトゥルビスキー。しょうもないINTはありましたが前半はまあ結構よかったです。

しかしまあ本当に個人的で申し訳ないんですが、同じ匂いがするんですよね。

ショートパス中心なのでINT爆発にはならないものの、圧倒的ディフェンスの前に"なにも出来なくなる"状態に陥るパターンで4th&パント連発になるだけの違いな気がすると。

2017ドラフトの1巡QBは2位がトゥルビスキーなんですが10位がマホームズ、12位がワトソン、以下2巡でカイザー等……と同年の1巡が半端ではないので無意識に比較対象のレベルが高くなっている可能性も否めないのですが、POを勝てるQBかと言われると正直微妙、というイメージが抜けないのです。

度々言いますがディフェンスは完成してます。今季3試合に関しては当たりも含めてNEが良すぎるだけなので。

ただまあPOには来ると思います。そこで勝てるかがCHIの課題なのかなあ、と。それだけのレベルの完成度ではあるんだと思います。

……今更ですがカリル・マックという1ピースが全てを変えましたよね。本当すげえ。

●NYJ3-CLE23○

#Oも#Dも良くも悪くも目立ったなという印象。

まずはDEギャレット。

5TKL,3Sack,3TFL,5QBHitとスタッツ上は完璧。ただしラフィング・ザ・パサー2つにオフサイド2つと良い所も悪い所も全部出ていました。
(追記1:オフサイドは3つだったようです。ペナルティだけ別サイトから拾ってきたので多分間違ってました)

特にQBダーノルドを欠く中でのスターターQBシーミアンを骨折させたパーソナルファールは2回目です。活躍はしていましたが心象としては正直良くないですね。
(追記2:シーミアンは靭帯断裂のようです。曲がり方が結構エグかったので勝手に折れたと思いました)

オフサイドだけならこのくらいはとなりますがレイトヒットは駄目です。そんなことせんでも結果を残せる選手だと思うのでこの点は良くなって欲しいです。

他、#Dで言えば一番良かったのはLBショバートでしょうか。

13TKLに第4Qで見せた完璧なFF。プロボウラーの面目躍如でしたね。

LBカークシーあたりも惜しいプレイもありましたしマック・ウィルソンもスターター定着していきそうだと考えると当初よりもLB陣は充実している印象に思えます。

ただCBウォードがweek1から2試合冴えません。

本試合でも1on1で複数回やられていたように見えましたし、なによりこうタックルが……

脳震盪の影響が回りまわってとか、真偽は定かでないですが思ったような感じではないですね。


さて、オフェンスはOBJが展開も試合も決めました。

ブリッツのフェイクを入れつつカバーに人数を割いたディフェンスに苦戦したのかこの試合のQBメイフィールドは正直あまり良くありませんでした。

そんな展開での16-3でしたのでリードしつつも決めきれないと危ないよなあ……

という中で89yardレシーブのTDですからね。ジェッツオフェンスも低調でしたので正直これで試合が決まりました。格好いい。

とはいえRBチャブも期待通りの活躍です。(ど真ん中に突っ込ませるプレイが何度かあったのでAverageは伸びてないですが)

結構えぐい落ち方をしたTEヌジョークが心配だとか、メイフィールドの出来があまりよくないなど不安な面もありますが、同地区のPITとCINがやや低調ですので、ここで負けが込むと好調BALの一強になってしまいます。

Byeまでのweek3~week6(LAR,BAL,49ers,SEA)と現状の2勝チームが並ぶ非常に厳しいカードとなりましたがここを3-3から4-2くらいで抜けれると非常に可能性が見えてきます。

未だ脆さも抱えたチームですが相手を3点に抑える展開を作って勝利したのも事実です。

がんばれブラウンズ2019を作ったぐらいですから今シーズンのCLEに期待はしているのです。

がんばれブラウンズ。

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